STAFF BLOG
2016.08
31

皆さんこんにちは。

旭川オフィスのkakuです。

まだまだ残暑が続いてますが、もうすぐ秋がやってきます。

僕は昔から夏の高校野球が大好きで、夏になると熱い戦いをTV越しで観戦します。
厳しい地区大会を勝ち上がってきた48校が、甲子園で全国の強豪と戦い勝敗をつける。負けたら終わり。負けんと必死にプレーし、応援席と一体感になる姿に感動し、毎年見るようになりました。

※ここから先は専門的なお話も含みます。

昔は北海道は全国では勝てないと言われ続けてました。
その考えを覆したのが、2004年駒澤大学附属 苫小牧高校(※通称 駒大・駒苫)の夏の甲子園優勝。皆さんもまだ記憶に新しいでしょう。
翌年の2005年に史上6校目となる2連覇を達成し、大きな話題となりました。
さらにその翌年の2006年。こちらもまだまだ記憶に残っているのではないでしょうか。甲子園史上2校目となる夏の甲子園3連覇をかけ、決勝まで勝ち上がるも、ハンカチ王子こと斎藤佑樹率いる早稲田実業高校に決勝再試合で惜しくも敗れ準優勝。敗れはしたものの我々に大きな衝撃と感動を与えてくれました。

そして今年2016年。誰も予想はしなかったと思います。
南北海道代表として北海高校が全国最多となる37回目の甲子園出場。初戦をサヨナラ勝ちで制し、勢いに乗った北海高校は決勝まで勝ち上がり、2005年以来となる北海道勢の優勝を目指し、栃木県の強豪作新学院と対戦。先制はしたものの、途中相手の猛攻もあり結果7対1で惜しくも準優勝で今年の甲子園は幕を閉じました。

今夏の甲子園で22年ぶりの初戦突破、88年ぶりの4強入り、初の決勝進出と記録ずくめだった北海高校。このチームを率いたのは、イケメンエースと話題になった大西健斗キャプテン。
野球経験者なら誰もが憧れるであろうエースで4番でキャプテン。
新チーム結成当初は、地区大会1回戦負けという経験もしたそうです。
 ここに来るまで相当な苦労と努力をしたと思います。年齢は一回り下ですが本当に尊敬します。

理由を知るまで北海高校の試合を見ていて不思議だったことがあります。
彼らは試合に勝利しても、苦しい場面を凌いでも、絶対にガッツポーズをしません。
そして試合に勝利し、校歌斉唱をし終わって応援席へ向かう前に大西キャプテンは相手チームのベンチへ一礼し応援席へと向かいます。

「相手あっての野球。まずは相手を敬わないといけない思います。」
このことを記者に聞かれた大西キャプテンはこう返答しています。

素晴らしいですね。
これには感銘を受けました。
日ごろから本当に思っていないと出ない行動・発言ではないでしょうか。

立場は違えど、北海高校からたくさん学ぶべきことがあった今年の甲子園。
来年はどんな感動を与えてくれるか。今から楽しみなものです。

 

 

 

 

 

出版部 主任
「今日逃げたら明日はもっと大きな勇気が必要になる」
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