STAFF BLOG
2017.11
02
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昨今、目覚ましい普及と進化を遂げたWeb。しかし今、Webにとって危険な時代が到来している。。。と感じる話。

 

誰もが気軽にWebでお小遣いを稼げるこの時代。一部の情報発信者は「お金を稼げればいい」としか考えずに情報を安易に扱う。もしかしたら、それすら考えずに情報を扱っているのかもしれない。結果として能力も技術も知識もない造詣の無い人たちがそれをやるのだから、様々な情報がネット上にはびこることは必然。

 

誰もが簡単に情報を発信できる時代。同時にWebサイトの制作もとても簡単になった。テンプレートを使えば専門知識を持たなくても誰もがそれっぽいサイトを簡単に持てるようになった。それはいい。便利でいいこと。だが「情報を扱う」という気構え・意識は伴われていない。

 

何が言いたいか?何が危険なのか?

 

単にWebで調べ物をする場合、正しい情報をWebで得るのが困難。「情報を扱う」という気構え・意識の無い発信者からの情報ですら目にしてしまう環境がWeb。Webで調べ物をされる方は、過去の経験でWebを情報収集のツールとして活用している。Webが正しい情報を得られるツールであればそこに危険を感じない。ただ必ずしもWebの情報が正しいとは言えないこの現状が危険を感じる。

 

Web技術は目覚ましい普及と進化を遂げ、誰もが気軽にWebを介して情報を発信できる。FacebookやTwitterなども同じ。便利でいいことではあるが、そこに情報がある以上、それを情報収集ツールとして活用される方もいる。

 

選挙戦。わたしはわたしの考えで一貫して同じ姿勢で選挙に関わってます?関わって無い!がただしいです。その選挙戦に於いても様々な情報が蔓延っていた。野党側の情報は、一国の長に対して「おまえ」とか「アベ」等と言いたい放題。アベやめろ!とかアベを許すな!なんてガラの悪い罵声まで飛び交う始末。具体的になにを批判していて、その対案としてどうしたいか、そういった思考が見えず、ただ批判したいだけ、糾弾したいだけ。批判・糾弾・中傷自体が目的になっている情報が往々にしてあった。例えばWebには日韓問題、日中問題。これについても様々な情報が飛び交っている。

 

「情報を扱う」という気構え・意識の無い発信者からの情報がFacebookやTwitterを含めたWebには多く存在する。選挙戦のように立場の違いから批判・糾弾・中傷するだけの情報が日韓問題や日中問題も同様に多く存在する。Webの情報が正しいのであれば危険を感じない。ただ、誰もが気軽に情報を配信できるWebに正しい情報を期待すること自体が危険と感じる。それを分からず過去の経験からWebを情報収集のツールとして活用されている方が多いことに危険を感じる。

 

昨夜、わたしは函館の居酒屋で一人食事をした。そこで隣の席に座っていた一人の韓国人のお客様と様々なお話をさせていただいた。日本人であるわたしとその方とは、教育から始まり様々な情報がその立場で異なり、認識の違いを痛感した。

 

Webが情報であるなら、テレビや新聞も情報。もしかしたら教育そのものも情報なのかもしれない。

 

テレビや新聞で得られる情報、Webで得られる情報。それらが必ずしも真実とは限らない。教育も同じ。個々人が真実にたどり着くことは決して容易ではない。実際、多くの人にとってそれらが真実か否かはさほど重要な尺度ではないようにすら思える。今は正しい情報とどう向き合っていくべきか、リテラシーを試される時代なのかもしれません。情報には、批判・糾弾・中傷自体が目的になっていることが往々にしてある。そこに真実があるなら正しい情報になるが現実はそうでは無い。情報発信者側の気構え・意識や立場の違いなどにより、正しい情報が発信されていないケースもある。

 

ひとりひとりが十分な注意と警戒心をもって情報と向き合うことは難しい。ただ十分に理解して置きたいのは情報の中には現実社会と同様にわかりやすく提示される真実が全てでは無いということ。正しい情報とは一つでは無いこと。立場の違いから認識も異なり、真実が複数存在してもそれはさほど重要ではない。重要なのは、情報を得る手段。その手段が求められてるように思える。

 

わたくし、テレビを見ない人です。テレビで得られる情報が好ましくないと思うので見る機会がない。ニュース、あの在り方に疑問がある訳です。テレビも情報。毎日毎日残酷な事件を報道し、それが日常化している今。あの内容が世間の普通で日常であると認識されてしまいがちな内容、あり方に疑問があります。可能であれば子供たちには見せたくない。子供たちが毎日放送されるあれらの残酷な事件を日常で身近な物と感じてほしくないと切に思うのです。可能であればニュースに流れる内容は優しい気持ちになれる内容を放送するべきと願ってます。

 

「情報を扱う」という発信者側の気構え・意識。現実社会を同様に真実として得る手段。正しい情報を正しく得るには、やはり苦労しなければならないと思う。日中問題。日韓問題に関しては自ら赴き、自ら得る。行くとわかりますが、そんな問題は存在しない。むしろ親日。騒いでいるのは情報に振り回されているお互いの国の方々。年配の方々はお互いに悪くは思っておりません。インドネシアでも同様です。各アジア諸国が同じ認識です。自ら苦労し赴き、自ら得るとそれまでの情報とのギャップに気づかされます。肌の色や宗教・国籍が異なっても皆個人。批判・糾弾・中傷自体が目的になっている情報に振り回され判断することに危険を感じた話でした。

取締役
フジプロは、小規模であるがゆえスピードがある。動きがいい。フットワークが軽い。そんな弊社ならではの特徴と理想を追求したメディア及びプランニングによって、クライアントと消費者との間に良好なコミュニケーションを確立させます。この「クライアント・消費者・メディア」のトライアングルの理想的関係・最適化こそが、私たちが顧客から用いられる唯一にして最良の方法だと考えます。
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