STAFF BLOG
2020.12
24

世の中、どのような状況下であろうが当たり前のように年に一度年末があり、年始を迎える。一年の節目に一度、その年を振り返り翌年の期待や抱負を考える。


この一年を振り返ると2020年は、東京オリンピックが予定されていた年。
これは、日本経済の回復。2011年の震災からの復興。東京オリンピックは、それら全ての象徴であり目標だったように思う。この数年、日本全体が2020年の東京オリンピックに向けてめまぐるしく変化していた。
これは、近年の雇用情勢にも顕著に表れ、たった数年でそれまでの有効求人倍率も大幅に変化し、就活における売り手市場という新しい言葉が出るほどでした。


お隣中国は、2008年に開催された北京オリンピックに向けて経済が急激に活発になり、今現在もその勢いを維持し、世界の経済大国と呼ばれる程に成長した。今の中国は、12年前の北京オリンピックをきっかけに大幅な変化を遂げたように思う。


日本のオリンピックは、第一回目が今から76年前。第二次世界大戦の為、中止となった1944年の東京オリンピック。そして、それから20年後。今から56年前にアジアで初となる1964年の東京オリンピックが開催された。
日本は、1964年に開催された東京オリンピック同様、今年予定されていた2020年の東京オリンピックを日本経済の回復と震災からの復興の象徴として位置付け、期待し、日本全体が大きな変化の途中だったように感じます。


2020年の東京オリンピックは、突然発生した新型コロナウイルスの為、翌年へ延期になり、それまでの生活や経済までもが大きく変化させられ、今後どうなるのかすら誰にも分らない状況にまで陥った。
売手市場とまで言われた雇用情勢も逆戻りどころか、元より深刻な状況になりつつあり、今、経済は世界的に減速し、これまでに経験したことがない経済危機が発生している。


今年、2020年を将来の自分はどのように振り返るのか。自分自身、2020年をどんな年だったと記憶するのかは、今後の自分次第であると思います。
今しかできない事。この環境だから見える事へ真摯に取り組み、結果的にあの時のコロナ経済危機のお陰で今があると思える日が来るように。この世界危機が理想的な将来の分岐点になるように努めたく思います。



今年の営業も残すところ数日。今は弊社出版物の年内最後の締め切り日。少し早いですが、お昼休みを活用し、年末の挨拶を書かせて頂いておりました。


新型コロナウイルスへの感染が拡大している状況を考慮し、お取引先様、関係者の皆様との対面での年末年始のご挨拶を控えさせていただき、このブログにて年末の挨拶とさせていただきます。
この一年、ありがとうございました。心より感謝しております。

新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束をお祈り申し上げます。

株式会社フジプロ 池田 正義

取締役
フジプロは、小規模であるがゆえスピードがある。動きがいい。フットワークが軽い。そんな弊社ならではの特徴と理想を追求したメディア及びプランニングによって、クライアントと消費者との間に良好なコミュニケーションを確立させます。この「クライアント・消費者・メディア」のトライアングルの理想的関係・最適化こそが、私たちが顧客から用いられる唯一にして最良の方法だと考えます。
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