STAFF BLOG
2018.04
26
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平成30年度、新年度を迎えました

 

私は、北海道内にあるすべての事業所を回り、社員さんに関わる事業計画や予算組みなどを説明しております。

スタートは帯広。その後、旭川、札幌へ向い日本海側をゆっくりと高速道路を使わず函館を目指し、帰りは太平洋側を通り苫小牧より、今は最後の釧路です。 高速道路を使わず、こうして北海道の各事業所を回ると改めて北海道の大きさを身をもって感じ、その箇所箇所、すべての市町村で弊社発行の求人紙を目にします。

 

北海道の地方都市をくまなく網羅する流通形態。弊社独自の強み。これを感じられる高速道路を使わない移動は、今後の役割や使命においても再確認できることから大変意味のあるものでした。

 

 

数週間前、年度末。このように各事業所を回ったときの出来事をお話します。

 

移動中に時間も遅くなったことから、次の移動先は翌日にしてその日は事務所近くのビジネスホテルをとりました。

夕食はホテルで紹介していただいた近くの居酒屋に行ったのですが、そこの居酒屋マスターとの会話が近所であった為か、私の会社の話になりました。

 

「サラリーマンが居酒屋で話す内容は、ほとんどが会社や上司への不平不満愚痴」 居酒屋マスターが私に伝えます。よく見る自然な光景です。いますよね実際に。

居酒屋マスターはその後このように続けました。 「フジプロの社員さん、過去に数回来ていただいたのですが、 いつも仕事のことを話されてます。しかもその内容は、よくある不平不満愚痴ではなく、いつもポジティブな内容です。よほど職場や仕事が楽しいんだろうと感じてました。」 職場の同僚同士で居酒屋に来る客人は、そのほとんどが会社や上司への不平不満愚痴。

それをつまみにお酒を飲む。よく見る自然な光景です。

 

居酒屋マスターは、フジプロの社員さんがお仕事や会社のことを毎回楽しく話すものだから、一体どんな会社なんだろう?と疑問に思ってたらしいです。

こんなことを伝えられた私は、うれしく誇らしい気持ちと同時に実は、心配。正直、複雑な気持ちになりました。

 

常にポジティブでいたいと言う願望を持つ事は良いことだと思います。しかし、自分のネガティブな一面から目を背けては生きていけないと思うからです。

ポジティブさとネガティブさのバランスが真の意味で人生を前向きにさせる力がある。このように思います。 その意味で居酒屋などで同僚同士、会社や上司への不平不満愚痴をつまみにお酒を飲む事自体、必要な事だと思っておりました。

その不平不満愚痴が翌日以降のポジティブさに反映すると思ってました。ですので、その居酒屋でフジプロの社員さんがポジティブな会話をする事自体に心配と言いますか、どこか複雑な気持ちになったのです。

一体、どこでネガティブを維持し、バランスを取っているのだろう。。。と

 

今回、こうして高速道路を使わず、全事業所を周らせていただき、各社員さんの元気な顔を見ることができて大変うれしく思ってます。

 

平成30年。創業30周年目。

 

ポジティブさとネガティブさのバランスを保ちながら、お互いの立場や役割を理解しあえる信頼し合った仲間で今後も変わらずフジプロを盛り上げ、地域に必要とされる会社づくりに努めていきたく思います。

取締役
フジプロは、小規模であるがゆえスピードがある。動きがいい。フットワークが軽い。そんな弊社ならではの特徴と理想を追求したメディア及びプランニングによって、クライアントと消費者との間に良好なコミュニケーションを確立させます。この「クライアント・消費者・メディア」のトライアングルの理想的関係・最適化こそが、私たちが顧客から用いられる唯一にして最良の方法だと考えます。
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