世界中で大流行の「ポケモンGO」日本版配信
ポケモンGOの日本版が配信が開始されました。
ポケモンGOはスマホの位置情報を使い
実際に歩いてポケモンを捕まえたり、
実在する建物(の座標)にある拠点を攻めたり守ったりするゲームで
今世界中で大流行しています。
位置情報を使ったゲームは数あれど
ここまで騒がれたものは今までありませんでした。
任天堂の儲からない発言
そんなポケモンGOの世界的ヒットを受けて
ポケモン自体の産みの親である任天堂の株価がどんどん上昇。
配信前の2倍まで上がりました。
笑いが止まらないであろう任天堂からこんな発表が。
『Pokémon GO』の配信による当社の連結業績予想への影響について – 任天堂(PDF)
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2016/160722.pdf
意訳すると
「ポケモンはウチの子会社「株式会社ポケモン」がライセンス保持してるから
「任天堂」としての利益は思ってるほど上がらないよ?」
言外に株価が上がってほしくないとアピールしているようですが、
わざわざこんな発表するのは何故なのか素人には分かりません。
少なくとも想定外の事態だったのでしょう。
「Niantic」とは
んじゃ、どこが儲かるのかと言えば
ライセンス貸してる「株式会社ポケモン」ともう一つ、
ゲーム制作元の「Niantic」です。
Niantic(ナイアンティックラボ)
>設立当初はGoogleの社内スタートアップであったが、Googleから独立し、
>2015年8月、Niantic Labsから現在の社名となり、独立した企業となった(wikipedia)
>Google、ポケモングループ、任天堂から出資を受け、8月に独立(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1512/03/news124.html
さらに今年2月にフジテレビが出資
『Ingress』のナイアンティック、フジテレビなどから500万ドルの資金調達(ファミ通app)
http://app.famitsu.com/20160226_661790/
googleにフジテレビ。もう金の匂いしかしない。
成功すべくして成功した感じですね。
個人的には今後行われるであろう
「潤沢な資金から繰り出されるえげつない広告」のやり方に注目していきたいです。
広告代理店が儲けるには
この世界的な流行に対して地方の広告代理店はどうするべきか。
ポケモンGOを直接宣伝しても金は入ってきません。
なので便乗しましょう。
正確に言えば便乗する所に便乗しましょう。
間違いなく一過性のものなので迅速かつ、流行りが去った時にダメージを受けない程度で抑える必要があります。
アメリカのピザ屋が店舗(の座標)に「モンスターの出現率を向上させるアイテム」を使ったら客が増えて売上伸びた、
みたいな話があるので似たようなシチュエーションを提案していきます。
便乗で売上伸ばせそうな商品
- 飲食店
上記の例と同じ事を試みる。
低コストでリスクが低いのでやるだけやってみる程度のスタンス。
屋台式にしてポケモン出現に併せてゲリラ的に売れば儲かるのでは。 - モバイルバッテリー
位置情報ゲーム常時通信するので電力消費が激しいらしいので現地販売なら足元みれるかも。 - 自動車保険(ポケモンに夢中で飛び出した子供を轢いた特約)
歩きスマホが増えれば人身事故も増える想定。
刑事罰はどうしようもないけど、状況限定して補填を上乗せしてくれる特約があれば売れそうな気がします。 - ドライブレコーダー
上記事故の際に出来るだけ過失割合を減らすために必須 - ウォーキングシューズ
長距離歩く事が慣習化してくれば自然と売れるようになるので
先回りして広告をうつ。
※ポケモンに触れない広告でも使えるので無駄にならないのがポイント。
一番の便乗はこうしてタイトルに「ポケモンGO」と入れたブログ記事を書くことです。