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2020.09
15

本日、2020年9月15日より帯広市のプレミアム商品券の参加店申込みが開始されました。

帯広商工会議所や帯広市などが行う新型コロナウイルス関連の経済対策「おびひろプレミアム商品券」の参加店申込みが本日開始された。参加条件は帯広市内に本支店がある、小売業、飲食業、サービス業など一般消費者が利用可能な商品またはサービスを提供している店舗などなど…
参加店の申込期間は2020年9月15日(火)10月4日(日)までとなってます。

一方、商品券購入者希望者は、市内在住者限定で10月14日~10月25日までの販売、試用期間は来年1月31日まで。発行総額は24億円。帯広の商品券事業としては最大規模となる破格の24億円規模の1000円券・12枚を1セット(冊)とし、1冊・1万円で販売する。プレミアム率は20%。20万冊分を販売する。第1弾は1人・10冊までの購入で、事前申し込み制とする。総数を上回った場合は、上限冊数を下げる。購入希望は10月17日より開始。ネット、はがきで受け付ける。
 また、12月1日から第2弾の商品券を販売。市外在住者も購入でき、最低1000冊は用意する。第1弾で残った場合はその冊数も加える予定との事。

プレミアム商品券の詳細
販売単価/1冊10,000 円(額面合計12,000 円 1,000 円券 X 12 枚)
販売総数/200,000 冊
販売総額/24 億円(内プレミアム額 4 億円)



新型コロナの経済対策として2020年8月時点で北海道内の123市町村がプレミアム商品券の発行を決定しておりました。その時点で帯広の事業費24億円は破格です。(苫小牧は5億7千万円)
24億円の規模となると帯広の場合は数多くの参加店を幅広く募る必要があるように思える。
参加店は市内に店舗を構えているのが条件。申し込みは9月15日から10月4日。1000店以上の参加を見込むと当時の記事に書かれていた。更に9月14日には、専用ホームページを開設し、周知に努める。と。昨日14日に公開が予定されていた専用ホームページを探したが、結局見つけることが出来ず、本日(参加店申込み初日)に商工会議所へ確認したところ、専用サイトは予定通り14日に開設されたとの事。だが、肝心の周知が行われていない。商工会議所のホームページには、参加店の申込み開始日やプレミアム商品券の説明が公開されてなく、プレミアム商品券専用サイトのリンクすら貼られてない状況。
専用サイトの存在を確認したところ、問合せ客に対して口頭でURLを周知している状況との事。


北海道内のとある自治体で起きた状況と同じ。。。


これは、プレミアム商品券に事業費(税金)を注ぎ、参加店舗を募る周知を行わない例です。結果、一部の関係団体の関連店舗だけの少ない加盟店登録での事業になり、プレミアム商品券を購入した市民は、商品券を使用できる店舗が少なく、使用期限も限られていることから問題になるというケース。でもこのケースの一番の問題は、参加店登録を幅広く周知しないことから、一部の限られた店舗のみ、プレミアム商品券の集客を独占する可能性があることに思える。

おびひろプレミアム商品券を購入するには
購入申込受付/2020年10月14日~10月25日まで

おびひろプレミアム商品券の利用店舗になるためには
参加店申込み/2020年9月15日~10月4日

商品券の販売に関しては、10月9日に帯広市内へチラシを全戸配布し、周知する予定との事。おそらく、いま全国で話題となっているプレミアム商品券なこともあり、20万冊のプレミアム商品券は完売すると思う。20億円+プレミアム4億円。

市内に店舗を構える小売業、飲食業、サービス業などの店舗は、全戸配布された折込チラシでおびひろプレミアム商品券の存在を知る方がほとんどだと思う。つまり、折込が投函された10月9日。その日に当制度を知ったところで、参加店登録は既に終了している事になる。
参加店申込みは9月15日~10月4日。金券購入を呼び掛ける全戸配布の折込チラシが投函される5日目に参加店の登録は終了しているスケジュールだからです。

そして今現状、プレミアム商品券の専用サイトは、問合せ客に対して口頭でURLを伝える方法。商工会議所のホームページなどには、プレミアム商品券の案内が行われてなく、そのURLリンクすら貼られていない現状。

このままでは、当制度の実行委である一部の商店街振興組合連合会、帯広観光社交組合関係店舗だけが恩恵を受け、プレミアム商品券を購入した市民へは、数多くのプレミアム商品券の利用店舗を提供することができないのでは??

取締役
フジプロは、小規模であるがゆえスピードがある。動きがいい。フットワークが軽い。そんな弊社ならではの特徴と理想を追求したメディア及びプランニングによって、クライアントと消費者との間に良好なコミュニケーションを確立させます。この「クライアント・消費者・メディア」のトライアングルの理想的関係・最適化こそが、私たちが顧客から用いられる唯一にして最良の方法だと考えます。
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