STAFF BLOG
2016.10
22
YOTA86_purezenok15135259_TP_V
無関係のおじさん(ぱくたそ

webマーケティングの偉い人に会ってきました。
上場企業でベスト・オブ・デベロッパーとか貰ってたり、
H○社の講演会で喋ったりする偉い人で、
分かりやすく言うと年俸一千万のスゴいおっさんです。

kuwataも一応web業界の末席を汚す身でありまして、
やはり現在のトレンドや今後お金になりそうな技術が気になります。

今回は幸運にもお話をうかがえる機会があったので
そのありがたいお言葉を備忘録がてらまとめてみたいと思います。

今求められてるSEOとは

フロントエンドでのSEOはテスト用紙に名前を書く程度の意味しかない。
googleに採点してもらうために必要だが、名前で点数はもらえない。
ヤツらは採点基準を絶対に明かさないしコロコロ変える。
だから確実に効果のあるリスティングを使えと言ってくる。
入札価格を吊り上げるのが目的だ。(※google adwordsは入札制)

最低限のフォーマットを守ればそれ以上に注力する必要は無い。
コンバージョンにつながらない流入が増えても意味がないからだ。
費用対効果を意識して必要な分だけリソースを注げ。

キーワードは何を選ぶべきか

ビッグワードは相変わらず大企業のもので狙う価値がそもそもない
「求人」「就職」「転職」などのビッグワードは大企業同士が競り合っている。
後続の付け入る隙は存在しない。
それに気づいた企業は自社商品の固有名詞の認知度を上げる方向にシフトしている。
同じ金をかけるならTVCMを流せ。
それも商品名を連呼する頭の悪い歌を大音量でな。
スマホを持った、帽子のせと変わらない程度のアタマの連中には一番効果的だろう。

コンテンツの質を上げろ

とは言ってもgoogleの評価基準判定ロボットは優秀である。
そのページが掲げている表題と内容の一致率やオリジナリティ、
閲覧者の滞在時間、どこから出ていったかもしっかりチェックしている。
下手にロボットの裏をかこうとするより、
内容で閲覧者を引き止める魅力的なコンテンツの拡充を優先すべきである。

顧客のフローに注目せよ

PV(閲覧数)が注目されて、コンバージョンが意識されて、次はフロー(経路)だ。
何を調べた客が何を見て、どこをクリックして、何を買ったかを逆向きに追跡する。
ウチの製品は(※偉い人の会社の商品の説明が入る。高いので割愛。)素晴らしい、
googleに尻尾を振る時代はもう終わるだろう。

※求人君のサイトを見て

求人君 webサイト
http://www.q-jinkun.com/

求人君のサイトはダサいな。
見た目的にも構造的にも。
利用者が想定できてないんじゃないか?
利用者がどうしたら求人君のゴールなんだ?
UX(客の快適さ)以前に構成物単位で検討し直す必要があるな。

※観光情報誌のサイトを見て

観光情報誌webサイト
http://www.fujipro-inc.com/guide/

なかなか良い。
やはり写真のアピール力は強い。前面に出すべきだ。
写真に統一感があるから情報がスッキリして頭に入りやすい。
たが、食べログのような方向に進んでも上手くは行かないだろう。
目的を持たせるなら新しいアイディアが必要だね。

 

※無理やり翻訳っぽく書き起こしていますが
日本語を話す外人さんの言い回しはもっと普通でした。

 

……

 

感想

自称web業界に詳しい年収一千万の男(匿名希望)は
googleが嫌いだと言う事が分かりました。

アドバイス内容に関してはハッとさせられる事も多く
より具体的なアドバイスが欲しかったのですが
「どうすれば良いかはお前の方が詳しいはずである」
「やってみては結果を検証しての繰り返しが必要である」
との事。
稼ぐ男は口が上手いものだなあ、と思いました。
正直に「googleの手の内だから分からない」と言えば良いのに。
やってみなけりゃ分からない、には納得。

今回の貴重なお話を次につなげていければ良いなと思います。

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