STAFF BLOG
2018.07
31

会社の複合プリンタを別会社に変更するとのお達しが来た。

旧プリンタはスキャンしたファイルを保持出来た上にIPを持てたので共有設定も楽ちんだったが、
新プリンタにはそれが無いとの事で保存先の用意が必要、との事。

営業さん用アプリのホスト機に使っているPCに共有フォルダでも作れば解決する話だが、
聞くところによるとバックアップのバッチが走るたびにモッサリ感が出るとの事なので
ホスト機に負担をかけない方法を検討する。

調査の結果、釧路オフィスのルーターにNAS機能がある事を発見。
余ってた3GBのUSBメモリを刺して試してみた所、使えた。

※NAS…ネットワーク上のファイル置き場機能。
 この場合、ホスト機が起動してなくても使える共有フォルダが出来た。

が、営業さんPCからだと見えない。
セキュリティ的な文句を言われる。

どうやらルーターのNAS機能がSMB1.0しか対応していないらしく、
プレーンなwindwos10はSMB1.0が使えない。

Windows 10 Fall Creators Update と Windows Server バージョン 1709 の既定では SMBv1 はインストールされません
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4034314/smbv1-is-not-installed-by-default-in-windows

使えるようにするため以下の設定を行う。

・設定1:SMB1のインストール

「コントロールパネル」→「プログラム」→「windowsの機能の有効化または無効化」から
「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」を全部チェック。
(※クライアント、サーバー、自動削除)

 

この時点で「192.168.xxx.xxx」でNASの共有フォルダを確認できるようになった。
しかし、フォルダからファイルを移動させようとしたら
「このファイルは、PCに悪影響を~~」
とエラーがでる。

めっちゃローカルなんだけど、得体の知れないIPと解釈している模様。
なので安全だと教えてあげる。

・設定2:NASのアドレスを信頼するサイトに登録する

「コンパネコントロール パネル」→「ネットワークとインターネット」→「インターネットオプション」から

→セキュリティ→信頼するサイト→サイト→httpsのチェック外す
→入力欄に「file://192.168.xxx.xxx」(※NASのIP)→追加

 

これで解決。

 

真面目な話をしているのに
「SMB(サンバ)」とか「NAS(ナス)」とか
音的に間抜けな感じがすごい。

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