STAFF BLOG
2021.04
10

本日4月10日の北海道新聞釧路版「なぜなに釧根」コーナーのテーマが、国際バルク戦略港湾についてでした。実はこの話題、以前から注目しています。

バルクとは穀物・鉄鉱石・石炭などの「ばら積み荷物」の事です。国は2011年に全国10港湾をバルク戦略港湾に選定しました。道内では唯一釧路港が選ばれ、総事業費180億円をかけて国際物流ターミナルを整備。2019年3月下旬から飼料用トウモロコシなどの穀物を主に北米から輸入しています。なかなか我々の日常生活ではその効果が目に見えにくいんですが、輸入された飼料の大半が道東4管内で消費され、乳牛飼育頭数が増えているんだそうです。(道新記事より抜粋)



話は変わって先月下旬、パナマ運河での座礁事故により世界の海上貿易の10%以上を占める航路が遮断され貨物船の大渋滞が発生。世界貿易に重大な問題が生じました。

ここで「代替ルート」として再注目されているのが、地球温暖化により以前ほど航行が危険ではなくなったと言われている、北極海航路です。

同航路を利用すれば、アジアまでの航海日数を従来のスエズ運河航路よりも短縮できるとの事。

そしてその北極海航路を航行してアジアの最初の玄関口が、実は釧路港なんです!

世界各国がこの航路に目を向けている中、我が町釧路の名前もこの話題の中に挙がるってなんて夢のある話!!・・・と手放しで喜べない問題も山積してるんですが、それ触れだしたらこのブログスペースで収まらないので(笑)またの機会に。

ただ世界的な温暖化問題・国際関係論・世界経済・世界地理と色々と絡み合ってるので調べれば調べるほど結構面白い話題です。ひょっとしたら未知のビジネスチャンスがあるのかも!今後も目が離せない釧路の話題でした。

このページを友達とシェアしよう!